穏やかな暮らしをつくるもの

猫と私のなんでもない毎日

手をかけることは面白くて大事なこと 〜家のしごと〜

三連休の真ん中。

 

いつもと同じ時間に起きて、早めに家事を済ませたら

昨日図書館で借りてきた本をどーんと積んで、ひたすら読書三昧。

 

ニュースでは「我慢の三連休」などと言っていましたが

私にとっては我慢どころか「至福の三連休」です。

 

 

今日読んだ本はこちら。

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表紙のイラストに惹かれて借りてみました。

 

山本ふみこさんの本は初めて読みますが、

家のしごとを丁寧にこなす山本さんの姿が目に浮かぶような1冊でした。

 

仕事をしながら家事をするのは大変です。

私のような、自分のことだけやればいいような者でも時には怠けたくなるのに

家族と暮らし、仕事もして、家のことも楽しんでいるのはすごいことです。

 

自分のためだけに家事をするようになって

前より楽しめているような気にはなっていたのですが、

山本さんはもっとずっと楽しんで、

手をかけることをとても大事に思っているのだと感じます。

 

 

そして、時々登場する山本さんの料理を想像するともう、食べたくて食べたくて。

うちにあるはずのないコンソメスープやぬか漬けの匂いが漂ってくるようです。

 

 

 

山本さんの文章は、言葉が素敵です。

素敵ということばでしか表現できない自分の語彙の少なさが情けないけれど

なんというか、読んでいて心がしゃんとする感じ。

 

それから、山本さんも毎日白湯を飲んでいるそうで

一緒!と嬉しくなりました。

 

表紙だけで選んだ本だけど、当たりでした。

次は山本ふみこさんの他の本を探してこようと思います。

 

 

エッセイが好きです。

歳のせいにばかりしてしまいますが、小説よりも気軽に読めるのでいいのです。

 

 

ずっと本を読んでいる私のそばで、かまってほしそうな猫さん。

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少し撫でたらくるりとお尻をむけて、

しっぽでちょこっとだけ触れてくるところが可愛い。今日も親バカです。