穏やかな暮らしをつくるもの

猫と私のなんでもない毎日

当たり前の日常

今日、髪を切りました。

最後に美容室へ行ったのは今年の2月。実に9ヶ月ぶりです。

 

ダイヤモンド・プリンセス号のニュースが連日伝えられていた頃は

まだどこか人ごとで、遠いところの話のように思っていました。

 

自分たちの暮らしが今までとは同じようにはいかないことを

その時はまだ想像もしていませんでした。

 

 

美容室で髪を切る。

そんな当たり前の日常を、今日ひとつ取り戻せたことに嬉しくなりました。

 

 

この9ヶ月の間、私は何度か自分で髪を切りました。

前髪だけでなく、横も後ろも全部自分で。

 

髪を切りたいけれど、感染の不安もある。

それなら自分で、という気持ちで始めました。

 

初めは楽しんでやっていたけれど、セルフカットには限界がある。

後ろはよく見えないし、素人なので技術もない。

したい髪型にできないのが何よりストレスでした。

 

 

今、世の中の状況が良くなったわけではありません。

感染の心配がなくなったわけでもありません。

むしろ、前より感染者数も増えています。

 

だけど、こんな小さな当たり前さえも我慢し続けるなんて、無理です。

 

 

9ヶ月ぶりにプロの美容師さんに切ってもらって、

なんだか生まれ変わったような気分です。

 

大げさでもなんでもなく、髪型を変えられたことが本当に嬉しかった。

 

ずいぶん短くなった髪を見て、何度も嬉しい、嬉しいと言葉が出ていました。

 

お店の感染対策も万全で、安心してお願いできました。

 

 

もうひとつ、今日取り戻した当たり前の日常。

図書館に行ってきました。こちらも2月以来です。

 

ここへ引っ越してすぐ、家から歩いていける距離に図書館があるのを知って

月2回、土曜日に通っていました。

 

いつもけっこう混雑していたので、

感染が広がってきて、行くのをやめていました。

 

久しぶりに行った図書館は、ソファーが撤去されていたり検索機を減らしていたり

以前とは様子が違っていましたが、こちらも感染対策は万全。

それがこれからの当たり前なのでしょうね。

 

あまり長居はしないように、それでもついつい6冊も借りてしまいました。

二週間後にはまた返しにいきます。

 

 

いつも買い物するスーパーも近くのコンビニも

飲食店やショッピングモールも

そして美容室や図書館も

どこもそれぞれ感染対策をしっかりとってくれています。

 

あとは、そこを利用する一人ひとりの心がけです。

 

こちらもしっかり対策して、新しい日常を受け入れながら

今までの当たり前も、少しずつ取り戻していけることを願っています。