名前を呼ぶこと
うちの猫さん。ちょあといいます。
自分の名前はわかっているようで
「ちょあ!」と呼ぶと振り返ってくれます。でも返事はしません。
私は時々、いろんな呼び方をしてしまいます。
普通に「ちょあ」だったり「ちょあぞう」と言ったり「ちょあた」とか「ちょあたん」とか。
「ちょあたん」がいちばん多いかもしれません。
名前を呼び捨てにするのはちょっと苦手で
娘たちの名前も、もう二人とも大人ですが、小さい頃の呼び方のままです。
人から自分を呼び捨てにされるのは、相手との関係によって受け止め方が違います。
親しい間柄や、信頼している人なら、呼び捨てで呼ばれてもなんとも思いませんが
たいして親しくない人だと、たとえ相手が年上でも、ちょっと嫌です。
ちょあは、どんな呼び方をしても、いつもこんな顔で見てきます。
ちょっと不満げに見えますが、たぶん怒ってるわけではないと思いますよ。
横顔は美人さんなんですけどね。
近すぎてわからない・・・
名前を呼ぶという行為は、相手との距離を近づけるのに有効だそうです。
ただ「こんにちは」とあいさつするより
「○○さん、こんにちは」と言われた方が印象に残りやすいのだとか。
たしかに、そういう一面はありそうです。
知り合いに、すごくいい感じで名前を呼んでくれる人がいます。
会話の中でも、自然に名前を呼んでくれて、とにかく感じがいいのです。
またお話したくなる人です。
でもこれが、呼び捨てとなると違います。
やはり、相手との距離感が関わってくるものです。
呼び捨てって、一気に距離が近くなってしまう気がするのです。
自分のテリトリーにいきなりズカズカと踏み込んでこられる感じ。
昔はすごく人見知りで、なかなか自分から人に心を開けませんでした。
子育てを通して、人見知りは克服できましたが
それでもいきなり距離を縮めてこられるのは苦手です。
もう大人なので、若い頃の友達づきあいのような関係は望んでいません。
ほどほどの距離感でお付き合いが続けられるのが理想です。